オランダ女王、2013年の女王の日はAmstelveen訪問
しかし残念ながら、ベアトリクス女王は昨日退位を発表したため、今年の女王の日(4月30日)にAmstelveenに訪問することはなくなってしました。。。
オランダ女王が退位表明
オランダのベアトリクス女王(74)は28日夜テレビで退位を表明した。退位表明が公表されて2時間後のことであった。
正式な退位は女王誕生日の4月30日。この日に長男のヴィレム・アレキサンダー皇太子に正式に王位を譲位する。女王は1980年に母親のユリアナ女王の退位を受けて即位。約33年にわたって王位に就いており、国民からの支持も高い。同国では国王ウィレム3世の死去後、3代にわたり女王の治世が続き、男性国王の誕生は19世紀以来123年目。
ルッテ首相の演説によると、ヴィレム・アレキサンダー皇太子が王位につくと、妻のマキシマ王女は女王となる。しかしこの王位継承日にはマキシマ王女の家族はアルゼンチンからは参加しないことが決定している。父親が同国の軍事政権時の市民大量殺人に関与している疑いがあることことが背景にある。次の王位継承者は、今のところ皇太子夫妻の長女アマリア王女(9)となっている。
ベアトリクス女王の退位表明演説は短いが心を打つものであった。数日のうちに女王が75歳の誕生日を迎えること、そして今年でオラニエ家王室が成立200年目となることで、今年が退任にふさわしい年である。さらに、国主の責任は新しい世代に委ねたいとも述べている。最後にこれまでの長くそしてすばらしい年月、私をこの国の女王と信頼してくださったことに対し国民に感謝の意を表したい。」としめている。
オランダ女王が退位表明 19世紀以来の男性国王へ
オランダのベアトリックス女王(74)は28日、テレビで演説し、「新しい世代に王位を譲りたい」と述べ、今年4月30日に退位する意向を表明した。次期国王には、女王の長男、ウィレム・アレクサンダー皇太子(45)が即位する。同国では1890年に国王ウィレム3世が死んだ後、3代にわたり女王の治世が続いており、男性国王の誕生は19世紀以来となる。
オランダからの報道によると、今月31日に75歳の誕生日を迎えるベアトリックス女王は「職務が大変になったから退位するのではなく、新しい世代に職責を譲るべきだと確信した」と説明。「皇太子とマキシマ妃は、新たな役割のため十分な用意ができており、わが国のため献身的に尽くすだろう」と語った。
オランダでは、女王の退位表明は若者に道を開くものだとして歓迎する意向が強いという。
ベアトリックス女王は1938年、ユリアナ前女王の第1子として出生。80年に42歳で即位し、33年にわたり国民の厚い支持を得てきた。しかし、オランダではユリアナ前女王、ウィルヘルミナ前々女王が存命中に退位しており、ベアトリックス女王もこれらの例にならった形だ。
ベアトリックス女王は91年10月にオランダ国家元首として史上初めて日本を訪問。ウィレム・アレクサンダー皇太子はオランダ海軍で兵役を務め、パイロットの資格を取得。多数の運河を抱えるオランダの治水問題に従事し、国際オリンピック委員会(IOC)の委員も務めている。
-----新国王の誕生日は4月27日。来年からは4月27日が国王の日として祝日となるようです。
そして、オランダ人同僚達からの情報によれば、2014年4月27日に国王はAmstelveenに訪問してくれるそうです!
1年先送りとなりましたが、来年の国王の日を楽しみにしておきましょう!