2014年、日本では「富岡製糸場」が新たに世界遺産に認定され合計17か所となりました。

オランダでも今年、世界遺産が一か所増えました!
ロッテルダムにある「ファン・ネレ工場」が世界遺産として認定され、オランダの世界遺産は合計10か所となりました。
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オランダの世界遺産は以下の通り。
文化遺産
1.スホクラントとその周辺 - (1995年)
2.アムステルダムの防塞線 - (1996年)
3.キンデルダイク=エルスハウトの風車網 - (1997年)
4.キュラソー島の港町ウィレムスタット市内の歴史地区 - (1997年)
5.Ir.D.F.ヴァウダヘマール - (1998年)
6.ベームスター干拓地 - (1999年)
7.リートフェルトのシュレーダー邸 - (2000年)
8.アムステルダムのシンゲル運河の内側にある17世紀の環状運河地域 - (2010年)
9.ファン・ネレ工場 - (2014年)

自然遺産
10.ワッデン海 - (2009年・2014年、ドイツ、デンマークと共有)
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オランダの世界遺産は正直、わかりにくい、渋いものが多いです。近代建築関連、工業跡地などの世界遺産が多いので、一目で素晴らしい!と感動しにくいものが多いのです。

今回認定された「ファンネレ工場」は、ガラスやスチールなどの材料を利用し、光あふれる、ゆったりした空間を特徴とし、ユネスコは、「オランダの近代主義の象徴」ということです。まだ行ってませんが、ガイドなしでは、なんじゃこれ的な感じでしょう。

ちなみにオランダ人に話してみると、全員が「ファンネレ工場など知らん!」ということでした。そもそもほかの世界遺産も知りませんから。。。これは不思議でもなんでもなくて、ヨーロッパの人たちは自国の世界遺産について認知度が非常に低いです。
私は以前、ミラノ駐在していました。イタリアには現在50か所の世界遺産があって世界一多いです。それでもイタリア人は自国の世界遺産についてあまり知らないのです。

逆に言えば、日本人は世界遺産信仰というか、世界遺産になったら急にありがたがって観光客が増えます。ヨーロッパではそのようなことはありません。以前、ミラノでイタリアの世界遺産についての講演をしたことがありますが、イタリアでは世界遺産は人類が後世に残すべき貴重かつ素晴らしいものという認識で、観光客を増やすためのものではないです。オランダでも同様かと思います。

ちなみに私は世界遺産マニアで、今まで250か所の世界遺産に行きました。今後もいろいろな世界遺産を回るつもりです。

ファンネレ工場は見学、ツアーには事前予約が必要ですが、今度行ってみようと思います。みなさんもよかったら!